ロールプレイングから学ぶクレーム応対
講師メッセージ
クレーム応対では、お客様心理の理解、応対者のクレームの受け止め方と適切な初期対応が重要です。クレーム事例研究とロールプレイングにより顧客心理をより深く理解し、誠実な応対法の習得を目指します。
受講後のBefore&After
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クレームの受け止め方を、ピンチ発想からチャンス発想に変える。 -
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クレームの拡大を抑えるために必要な傾聴と共感スキルを習得する。 -
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応対者の負担やストレスを軽減するための手法やコツを習得する。
内容
1.クレームは会社の貴重な情報源
ショートディスカッション
(1)最近のクレームの背景と傾向
(2)クレームをどのように受けとめるのか
(3)クレームを発するお客様心理とは
(4)初期対応の善し悪しが、後の応対を左右する
(5)クレームは氷山の一角
クレームを表明してくださるのは有難いお客様
2.クレーム応対の基本ステップ
ショートディスカッション
(1)当事者意識でお客様の感情を受けとめる
(2)傾聴と共感で状況把握をする
(3)相手が解決してほしいこと、要望を理解し、解決策を提示する
(4)感謝を示し、クレームをチャンスとして活かす
3.クレームを事例研究とロールプレイングから学ぶ
~クレーム事例から、応対法や誠意の伝え方をビデオ撮影・再生・フィードバックを通じて学ぶ~
ロールプレイ・実習
(1)こちら側に非がある場合
(2)お客様の誤解や勘違いの場合
(3)理不尽なクレームの場合
4.クレームは組織で対応する
ショートディスカッション
(1)クレームへの取り組みは2方向から事前にクレームの芽を摘む、再発防止策を策定し周知徹底する
(2)クレーム事例は組織で共有し、対応する
(3)クレームデータはマニュアルづくりに活かす
(4)顧客満足度アップとクレーム削減
この両方への取り組みで顧客信頼度を高める
5.ストレスを吹き飛ばす簡単リラクゼーション
(1)自分なりの気持ちの切り替え方を見つける
参加者同士で情報共有する グループワーク
(2)「ラッキープラスゲーム」の実践 ロールプレイ・実習
(3)「笑い」の習慣づけ ロールプレイ・実習
6.クレームは会社とあなたを成長させる
(1)クレームに誠実に向き合いファンづくりにつなぐ
(2)本日の振り返りと分かち合い
(3)学習効果を出す方程式とは
(4)明日から実践する顧客心理を理解したクレーム応対における3か条を決める
個人ワーク・発表
アウトプット
・研修レポートを作成する。
①上司への感謝の言葉
②所感(本日のゴール&その達成度合い、何を学んだか、今後どう活かすか)
③今後実践したいことの洗い出し&明日から実践するクレーム応対の3箇条